下青島・追分の津島神社

古東海道跡の小道を登ると現れる小神社

下青島・追分の津島神社

下青島・追分の津島神社

下青島・追分の津島神社、社

津島神社のお社

下青島・追分の津島神社、周辺

古東海道から見た神社入口

解説

青島小学校の正門前からグラウンド沿いの道を東へ進むと、道が急に細くなって山を下る感じになるところがあるのですが、そこで振り向いていただくと津島神社の入口が見えると思います。小学校のグラウンドの南東端に隣接する位置です。なお、神社の土地は学校の敷地内ではないので、自由に参拝できます。

現地には社名などを記したものは見当たらないのですが、『青島のお天王さん』によれば、これは下青島の追分地区で祀る津島神社だそうです。志太地区では、7月中旬に行なわれる津島神社の夏祭りのさいに、子供の無病息災を祈って提灯を奉納する「提灯祭り」が行なわれます。ここではその提灯を、社前の山を下る道沿いに飾り付けて、それは美しい眺めだったのだそうです。今でもやってるのでしょうか。

ちなみに、この提灯を飾る山道は、近世東海道が整備される前に使われていた古東海道跡とされています。かつては青島小学校付近から内瀬戸あたりにかけて瀬戸山という山があり、ここはその東端の山腹だったのです。この瀬戸山の西端には、下青島・瀬戸地区の津島神社が祀られていました。

参考文献